【ウッフィツィ美術館】
ウッフィツィ美術館
イタリアのフィレンツェにあるルネサンス絵画で有名な美術館である。
ウッフィツィとはウッフィツィオ(事務所)の複数形であり、元来はトスカーナ大公コジモ1世の治世下、ジョルジョ・ヴァザーリの設計で建設されたフィレンツェの行政機関の事務所がもとになっている。 その後の歴代の統治者たちの拡張により、メディチ家歴代の美術コレクションが所蔵・展示される場所へと発展していく。
18世紀にメディチ家が終焉を迎えると、最後の相続人であったアンナ・マリア・ルイーザは、「メディチ家のコレクションがフィレンツェにとどまり、一般に公開されること」を条件に、すべての美術品をトスカーナ政府に寄贈した。
ウッフィツィ美術館は1769年、ハプスブルク=ロートリンゲン家のレオポルド1世(後の神聖ローマ皇帝レオポルト2世)の時代に一般に公開されるようになった。
ドゥッチョ、チマブーエ、ジョットがそれぞれ描いた聖母子の祭壇画、シモーネ・マルティーニの「受胎告知」、マザッチョの「聖アンナと聖母子」、ピエロ・デッラ・フランチェスカの「ウルビーノ公夫妻」、フィリッポ・リッピの「聖母子」、その他、ボッティチェッリの「春」や「ヴィーナスの誕生」、 レオナルド・ダ・ヴィンチの「受胎告知」、ミケランジェロの「聖家族」、ラファエロの自画像や「ひわの聖母」、「法王レオ10世」、デューラーの「父の肖像」や「東方の三博士の礼拝」、クラーナッハの「アダムとイヴ」などなど名作多数が各室に目白押しに並んでおり、イタリアルネサンス絵画の宝庫である。
2階と3階が美術館になっているが、この旅では全50室のうち以下の16室の展示作品を鑑賞した。
展示室と観賞した主な展示作品
[3階展示室]
[第2室] 13~14世紀のトスカーナ絵画
チマブーエの ドゥッチョの ジョットの
ジョットの「バディアの多翼祭壇画」
「荘厳の聖母」 「玉座の聖母子」
「玉座の聖母子」
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[第3室] 14世紀のシエナ派
シモーネ・マルティーニの
「受胎告知」
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[第7室] 15世紀のトスカーナ絵画
マザッチョと
マゾリーノによる
「聖母子と聖アンナ」
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[第8室] リッピ親子とピエロ・デッラ・フランチェスカの作品
フイリッポ・リッピの
ピエロ・デッラ・フランチェスカの
代表作の一つ
「ウルビーノ公夫妻の肖像」
「聖母子と二人の天使」
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[第10~14室] ボッティチェッリとフランドルの作家の作品
●この美術館を代表するボッティチェッリの作品
「マニフィカートの聖母」
「ヴィーナスの誕生」
「春」
「東方三博士の礼拝」
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[第15室] レオナルド・ダ・ヴィンチの作品
「マギの礼拝」
「受胎告知」
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[第20室] ドイツ絵画
A.デューラーの
L.グラナッハの
「父の肖像」 「アダムとイブ」
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[第25室]
「トンド・ドーニ」と呼ばれる、ミケランジェロの唯一のテンペラ(乳濁液を媒剤とする絵画技法)の
作品
「聖家族」
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[第26室] ラファエッロの作品
「ひわの聖母」
「レオ10世の肖像」
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[第28室] ティツイアーノの「ウルビーノのヴィーナス」の展示
「ウルビーノのヴィーナス」
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[第41室] ルーベンスとファン・ダイクの作品
ルーベンスの
ルーベンスの
ファン・ダイクの
「イザベラ・ブランツ
「ヘンリー4世のパリ凱旋」 「皇帝カール5世の肖像」
の肖像」
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[第46室] カラバッジョの間
「バッカス」
「メドゥーサの首」
「イサクの犠牲」
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